同じ経験を踏んでるわけではないのに、思い当たる節、アル、アル。
田辺聖子という人はすごい。
いわゆる「女子」のビミョーな感覚こんなにもうまくポップに可愛く表現するとは。
読んでて「女子に生まれた楽しさ」をもっともっと使っていかなければ!と焦るくらいに。
*赤いワンピースのことを「苺色」というところとかスキ。
乃里子のように30歳になっても40歳になても「女の子」でいたいと思わせる。
圧倒的な魅力、人生を謳歌するってこういうことだよ!と。
第一作目では大阪弁が少し古くさく感じられ入ってこなかった(多分70年代に書かれてるからか?)が、
3作目を読んでる頃にはすっかりこの大阪弁にどっぷりつかり、大阪人や大阪の町にかなりの親しみを感じていた。
(私は大阪人だが、関東の方が肌なじみが良いので。といったら大阪の人に怒られるけど)
今なら大阪に帰ってもええなぁ、ミナミに部屋借りて一から大阪で暮らしてみるのもおもしろそやな、、、、
と企んでたり。。
あ、不思議と小説の中ではよく使う「なんでやねん!」とかいうザ・大阪弁みたいなのがなかったなー