2014年10月3日金曜日
9月の茶の湯
急がしい毎日の中で、月に一度だけ、茶の湯の時間。
日々の慌ただしさから逃れてみると、
モノに対してもヒトに対しても
いつもより本気で向き合う時間だなと実感します。
今月の掛け軸の言葉は「掬水月在手」。
水掬すれば月は手に在り。
掬いとった掌のわずかな水の面に月が美しく照り輝いている様。
月のヒカリはすべてのものに平等に注がれるように
道もすべての人に開かれている。
ただし、「手で掬う」という自分の働きかけがあってはじめて、
その光を自分のものとして感じることができるヨ。
という禅語です。
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