2016年12月20日火曜日

マチネの終わりに






























「マチネの終わりに」 平野啓一郎

久々に本の紹介でーす。
西加奈子さんの新作を読むつもりが、急に心変わりして読んだ。

とても、かなり知的な、恋愛小説でした。



「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。
だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。
変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。
過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないんですか?」




ただの恋愛小説ではござーせん。

犯してしまう人間の罪を許せるのか許せないのかということ、や
運命と自己責任の比率、
どちらかが「正しい」のかどうかということ、


災害や世界情勢を交えた理不尽でどうしようもない物語の中、
大人の人間が人間を愛していく過程で、
タイミングや、ズルや弱さや、意に反する影響によって、
どういう風に心情が移ろい、変化しながら日々生きていくのか。

タイミング次第で、人一人、死んでもおかしくない時代。
なぜ、自分は今生きているのか、
なぜ、自分はあの人と離れなければいけなかったのか、
なぜ、自分はこの人と一緒にいるのか、

少しのタイミングで、全く違う世界が有りえたと思う。


なぜ私たちはいつも過去に囚われている傾向にあるんだろうと思った。
過去の出来事で今の自分と現在が作られているのだ、と。


でも私たちは、前進しようとすると、「今」大切に生きるのだと思う。
そうしなければと思うよりも早く、
もう、そうしている。


私は、今までのタイミングや運命を受け入れ、
過去に囚われず、
「正しさ」を振りかざして生きるのではなく、
ズルや弱さも許し、そして許され、
生きていたいと思った。


だから、やはりラストのシーンは、
二人が素直に一緒になることを願った。

実際はわからない。








2016年12月14日水曜日

初個展 ご来場ありがとうございました✴︎





































































個展が終わってから、すっかり空っぽになった私は、
ブログの更新も怠り、のらりくらりと京都を満喫しておりました 笑

ようやくパソコンに向かう気持ちがキラリとしたので、
ええ、、
ようやく、
先月の個展の報告をさせて頂こうかと。


とはいえ、初めての個展開催の興奮や達成感はとうに過ぎ去り 笑
今は頂いたオーダー分を12月納期分から少しずつ制作しておる次第です。。。



いやしかし、

本当にコンスタントにお客様にご来場頂いて、
ゆっくりカスタムメイドの打ち合わせができ、
久々の友人との再会、おしゃべり、
初めて会う方々との嬉しさを、
思う存分味あわせていただきました。

何より、自分の表現がこんな素敵な空間でできたこと、
大満足でした。
そして、その空間を楽しんでくれたみんなの笑顔に救われました。


改めて、人との縁やタイミング、に感謝ですね。
本当にありがとうございました♡