PATERSON パターソン
先日観てきました〜
ジム・ジャームッシュ監督のパターソン。
劇的なことは何もなかった。
だからこそ、少しの変化が愛おしい。
とってもよかった映画です◎
日々の緩やかな毎日の、
緩やかな変化の中に、
詩の言葉生まれていく。
当たり前の、一見退屈に見える時間の中にこそ、
美しい言葉たちが眠っているように感じた。
まるで宝探しのよう。
刺激的なことや、革命的なものが、
世の中に刻まれやすいし有名になることなんだろうけど、
こうやって、毎日の中に
誰にもわからないような、
少しのキラッとしたものを見つけることも
幸せなことだと思った。
静かなキス。
入れ替わる乗客。
ただいま。
おかえり。
愛犬の散歩。
1日の終わりのビール。
他人の痴話喧嘩。
おやすみ。
おやすみ。
って、
流れていくんですよ、景色が。。。笑
で、
ナーーーンも起こらないまま終わります。
最後にちょい役の重要役で、永瀬正敏が出てます。
とても良い!です。
で、やっぱりジャームッシュ良い!と改めて思いました。
過去作品ももう一度見直したい。